歯周病とメタボリックシンドローム
2011. 7.31
歯周病は全身疾患と大きくかかわっていることが分かってきました。例えば、歯周ポケットから入り込んだ細菌が、心臓の弁膜にへばりつき、細菌性心内膜炎を起こしたり、動脈が硬化して動脈瘤ができた部分にも歯周ポケット内に多い細菌が発見されるなど、多様な疾患との関連が明らかになっています。また、メタボリックシンドロームの主要因の一つとしても注目されています。

歯周病になって細菌が血流から頻繁に入ると、体内は常に毒素に抵抗する状態になるので、その刺激から脂肪組織や肝臓に中性脂肪の蓄積が起こります。このため脂質と糖の代謝に大事な役割を果たす肝機能が低下して、肥満のひとつの要因となっている可能性があります。太りやすかったり、肥満が気になる人は歯周病の検診を受けてみてください。