酸蝕症について
2016.11.20
歯の化学的な損傷の一つになります。。酸蝕症に罹患した歯を酸蝕歯(さんしょくし)といい、生活習慣病の一つととらえられています。現在では、楔状欠損の要因の一つであると考えられています。

好発部位としては上下顎の全歯であり、形態としては、浅くU字型となっており、エナメル質表面が滑らかで光沢があるために、病状が進行しないと気付かないことも多いようです。
酸の作用によって脱灰される現象ですが、細菌が関与していないという点で虫歯と異なっています。 症状が進行すると冷たいものが歯にしみる知覚過敏や虫歯のような痛みを引き起こします。

原因
清涼飲料水、スポーツドリンク、ワイン、一部の果汁、ハーブティー、酢などの食品の摂り過ぎによるもので世界保健機関(WHO)は酢や炭酸、クエン酸やアスコルビン酸の消費量に比例して歯が侵食されると報告しています。
逆流性食道炎、拒食症など、胃酸によるものやビタミン剤やアスピリンといった酸性の薬剤によるものも上げられます。

治療

治療としては、歯科においてクラウンなどによる修復や充填が行われます。しかし、酸蝕症に至った原因を突き止め、その原因を解決しなければ根本的な治療・回復にはならないでしょう。