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うま味 2002年に舌の味雷の感覚細胞にグルタミン酸受容体が発見され、うま味も味覚の1つの要素であることが認識されるようになり最近では、甘味・酸味・塩味・苦味とうま味の5つが基本味と言われています。 そのうま味が、ドライマウスや味覚障害の治療として注目されています。 舌のうま味を感じる受容体が成分を感知すると、保湿に効果的な粘りけがある唾液が分泌されます。 うま味は他の甘味や酸味なども味に比べると、唾液の分泌は長く続き、症状を和らげことができるそうです。
【ドライマウス対策のとして飲む昆布茶】 昆布茶・・0.7グラム(付属のスプーン3分の1程度) お湯・・・150CC 塩分を抑えるため薄めに作る 1日2〜3杯飲むのがおすすめ *甲状腺の病気のある方は、主治医に相談ください。
(東北大学大学院 歯学部口腔診断科)
うま味を感じる受容体は舌だけではなく、胃や腸などでも発見されていて、消化活動を促進し、そのことにより唾液の分泌量が増加するなど、口腔機能の改善も注目されています。 最近では、肥満抑制効果の可能性も見つかっています。
【うま味の種類】 グルタミン酸・・・昆布、野菜類、しょう油やみそ・チーズなどの発酵食品など イノシン酸・・・・かつお節、肉など グアニル酸・・・・きのこ類
よく噛んで、うま味を感じられる食生活ができるよう、歯周病や虫歯の予防を心がけましょう。
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