エプーリス(歯肉腫)
2013. 6.23
エプーリスは歯肉や歯根周囲の歯根膜や歯槽骨膜などから発生する腫瘤です。病理組織学的に分類すると、炎症性エプーリス、腫瘍性エプーリス、巨細胞性エプーリス、妊娠性エプーリス、新生児の口腔に見られる先天性エプーリスなどに分けられます。
原因
1. 不適合な金属冠、歯のつめもの、入れ歯やブリッジによる器械的刺激
2. 残根や歯石、歯肉炎などの慢性炎症刺激
3. 女性ホルモンなどの内分泌異常
症状
健康な歯肉からは、明瞭に区分される隆起した腫瘤として見られます。表面の粘膜はピンク色で平滑なものが多く、硬さもやわらかくて弾性力のあるものから、骨に近い硬さを示すものまで様々です。
大きさは大豆ないし拇指頭大です。
大きくなるにつれて、腫瘤基部の骨は圧迫吸収され、歯の動揺や傾斜もおこります。
妊娠性のエプーリスは妊娠初期から中期にかけて見られ、出産後は消失します。
治療
妊娠性エプーリスは様子を見ることがありますが、その他のエプーリスは除去します。