インプラント補綴〔インプラントの冠セット後〕の注意点について
2004. 9.29

インプラント補綴〔インプラントの冠セット後〕の注意点について
歯もインプラントも治療後のプラークコントロールと定期検診は非常に重要です。インプラント周囲組織は天然歯の歯周組織とは異なり、内部環境と外部環境をインプラントが貫通しているため、その部分を清潔にすることはとても重要です。
患者さんにとって問題と感じるのは痛みがあることですが、たとえインプラント周囲に炎症が拡大していてもインプラントがドレイン〔排濃させるもの〕となってしまうので、内圧が高まりにくく痛みをほとんど感じません。また、インプラントは歯根膜がないために過重負担になってしまっても動揺するわけでもなく、咬合、咀嚼時の痛みを伴うわけでもありません。患者さんが痛みを感じたときにはなんらかの障害を起こしているときがあります。ですから必ず定期的に咬み合わせのチェックを行う必要があります。
さらに、インプラントを植立したときに健康体であったとしても、その後いろいろな疾患に罹患する可能性があります。喫煙や飲酒、食生活の変化も関係してきます。

当医院では、インプラント補綴終了後も患者さんの口腔ケア状態によって1ヶ月〜6ヶ月に一回メインテナインスに来院していただいています。
インプラント部の皮質骨が成熟する術後1年が、特に色々な面で大切な期間と考えています。