インプラント周囲病変について
2014. 3.30
インプラント周囲病変について
○インプラント周囲粘膜炎
 炎症がインプラント周囲軟組織に限局しており、 インプラント周囲の支持骨の喪失はない。炎症の兆候として、発赤、腫脹がみられる。
○インプラント周囲炎
 インプラント周囲軟組織の炎症のみならず、支持骨の喪失がみられる。炎症の兆候として発赤、腫脹に加え、長引く排膿。動揺はみられない。クリーニングでの感染除去が難しい。



治療的介入がないまま放置すると…
インプラント周囲炎


インプラント周囲病変の発症率を増加させるリスクファクター
●不良な口腔衛生
●プラークコントロールができないインプラント上部構造の形態
●歯周病の既往歴
●喫煙 など
 インプラント周囲病変の発症率を増加させるリスクには患者さん側の問題、補綴設計の問題、術者の問題などが複雑に絡み合っています。また、インプラント周囲組織は支持骨のみで支えられ、歯周組織にみられる繊維群や血管網が少ないため感染した時に防御ができず炎症が進行しやすいといえます。
まず、インプラント周囲病変にならないように予防、早期発見、重度化をくいとめる事が第一であり、インプラント周囲の継続的なサポーティブセラピーが必要であるといえます。