義歯の金属の黒ずみについて
2014. 5.28
義歯は色々な歯科用合金とアクリル樹脂(床用レジン)からなっています。特に歯科用合金は義歯を口腔内で安定させるための、クラスプ、レスト、義歯の連結や補強する装置のバーや、ストラップなどの材料として使われています。義歯をきれいに保ための入れ歯洗浄剤を、長期間使用していると義歯の金属部分が黒ずんでくることがあります。
特に保険診療で作る部分入れ歯には、コバルトクロム合金、金銀パラジウム合金などが使われています。これらの金属が唾液や義歯の洗浄剤に含まれている成分と反応することで、Ag(銀)やCu(銅)など、化学変化が起こりやすい金属が溶出することが原因と考えられます。
義歯の金属の黒ずみは、歯科医院で金属研磨用のシリコーンポイントで研磨することで、きれいになります。
変色を防ぐには、変色しにくい洗浄剤を使ってもらうのが一番ですが、変色してしまったものを、自分できれいにすることは難しいです。
黒ずみが気になられる方は、歯科医院に来院されて、口腔内のチェックに加え、義歯のチェックも受けてみて下さい。