根管治療:再治療が難しいのはなぜ?
2012.11.30
歯根の治療は、成功すれば歯の寿命を延ばすことができる、歯を残すための最終手段です。
しかしすべての治療がうまくいくわけではありません。掃除、殺菌剤で治療をしても、それをかいくぐって歯根に残った細菌の感染力が、からだの抵抗力を上回ってしまった場合、または、いったん成功しても、クラウンの縁などから細菌が根の内部に入り込み、ふたたび感染してしまった場合、再治療(再根管治療)が必要になります。
ところが最初の治療に比べると、2回目以降の治療は格段に難易度が上がり、成功率が低くなってしまいます。

歯の中にはすでにしっかりと詰め物がしてあり、細かく枝分かれした根管にも入り込んでいます。歯根の先まで詰まっている詰め物を残らず取り除くことが難しく、届かせたい場所に殺菌剤が届きにくいため、成功率が落ちてしまいます。
根の治療は治療を重ねるごとに技術的にも難易度が高くなります。神経をとった歯はよほど進行しないと痛みなどの自覚症状が出ないため、発見も遅れがちになります。定期的にメンテナンスを受け、早期発見を心がけましょう。