プロービングとは?
2004. 6.29
プロ―ビングとは?
歯肉の縁から、歯肉の溝の一番深い所までの距離をプローブという器具で測ることをいいます。健康な歯肉は、溝の深さが2〜3mm以内で出血がありません。それより深ければ要注意です。歯肉の溝を測定することによって溝の深さや形、炎症の状態(出血)、歯石の付き具合などがわかります。歯周病の進行状態を診断するのに重要な検査の1つです。

歯周炎のおおまかな基準値
正常な歯周ポケット       2〜3mm 出血なし
軽度歯周炎の歯周ポケット    3〜4mm 出血あり
中度歯周炎の歯周ポケット    5〜6mm 出血あり
重度歯周炎の歯周ポケット    7mm以上 出血あり

Bleeding on Probing (BOP)とは?
BOPの検査は、プローブを歯周ポケットの底部に挿入したときの出血の有無によって、歯周ポケット底部の炎症を評価するものです。健康な歯肉であれば、プロービングの際にプローブが歯肉溝底部を穿通することがありません。しかし、炎症によって歯周ポケット底部の上皮や結合組織が破壊されると、組織が弱くなりプローブが歯周ポケット底部を突き抜けてしまいます。プローブが歯周ポケット底部を突き抜け、その先端が血管のある結合組織にまで達すると、その部分から出血が起こります。また、炎症があると、歯周ポッケット底部が潰瘍のような状態になって、プローブがその部分に触れることによって出血が起こることもあります。
見た目が健康な歯肉でも、歯肉溝の中で炎症が起きていることがあります。定期的に歯周ポケットの深さを測定し、自分の歯肉の状態を知っておくことも大切です。