口臭について
2004. 7.26
口臭とは、口腔を通ってくる気体のうち、不快な匂いの総称で、口臭の9割は口腔に由来するといわれています。そしてある程度の口臭は誰にでも認められます。

・ 口腔を通ってくる気体のうち、不快な匂いの総称
・ 一般に加齢と共に強くなる
・ 誰にでも口臭は存在する
・ 起床時や空腹時に高く、日内変動する
・ 性差は認められない

口臭の原因となる主な物質は、揮発性硫化物(Volatile Sulfur Compounds)であり、VSCともよばれています。VSCを発生させるのは口腔内の細菌です。
Porphyromonas gingivalisやPrevotella intermediaといった歯周病関連細菌が、口臭の原因菌でもあります。当然のことながら口臭の発生は、口腔内の状態が反映されています。口腔内に歯周病、舌苔、大きな虫歯があったり、かぶせてある金属と歯の境い目やブリッジの間など歯垢が付着しやすくなっている場合も、口臭発生を助長させています。他にも唾液の分泌が少なくなり口腔内が乾燥するドライマウスも原因の一つにあげられます。

揮発性硫化物
・硫化水素
・メチルメルカプタン
・ジメチルサルファイド















歯周病の治療を行ったり、舌の後方3分の2についている舌苔を舌ベラや舌ブラシで除去したり、うがい薬などで細菌の数を減少させることが有効です。細菌は、唾液が減少する就寝中に臭いを作り出すので、朝起きた時がもっとも臭いが強くなっています。舌を清掃するときは、朝起きたときの食事の前が有効です。舌清掃は1日1回が原則です。数回清掃したら冷水で洗い、舌苔がついてこなくなったら終わりです。
食べ物などで臭う場合もあるので、気になるようであれば、食事にも気をつけてみるとよいでしょう。