歯の動揺度
2005. 7.31
歯の動揺度とは
歯周病治療の検査・審査の時、歯周ポケットの測定、歯肉からの出血の有無、プラーク付着の検査と同様に歯の動揺度の測定は日常臨床で用いられています。
『歯の動揺度』とは、歯周組織の破壊から生じる歯の動きを示すのもです。

生理的動揺
生理的動揺とは歯根膜の厚さ(約0.2mm)の範囲内での動揺をいいます。
病的動揺
病的動揺とは歯肉、歯周組織の炎症による歯根膜の破壊、悪い噛み合わせや歯ぎしりなど咬合習癖による機能異常による動揺です。歯周病の進行に伴い歯周ポケットの形成、歯を支えている顎の骨の喪失、入れ歯の金具がかかる歯に対する力の負担などで動揺が生じます。
生理的および病的動揺が認められるかどうかを検査することが目的です。

歯の動揺度の検査の方法は
◎ピンセットによる方法・・・前歯はピンセットではさみ奥歯は咬合面にピンセットの先端を押し当てて動かし、その際の力の強さと歯の動き具合で判定します。
◎触診による方法・・・指頭を歯面に軽くあてて咬合させ動揺状態を確認します。
◎その他の方法・・・歯に振動力を加え振動の状態から動揺度を測定します。