キシリトールについて
2004.12.25
キシリトールについて

キシリトールは天然素材の甘味料。トウモロコシの芯や白樺,カシなどからとれるキシランという成分を還元してつくる、糖アルコールとよばれる天然の甘味炭水化物です。ガムに使用されているのは主に白樺で、多くがフィンランドで生産されています。虫歯の原因にならない糖アルコールの中で最も砂糖に近い甘さを持ちながら、カロリーは砂糖の約75%。いちごやほうれん草、カリフラワーなどの野菜やベリー類、プラムにも含まれています。

キシリトールの効果

口の中はその時の状態によって、酸性になったり中性に近づいたりします。物を食べて口の中が酸性(pH5.5以下)に傾くと、酸は歯の表面のエナメル質を少しずつ溶かして「脱灰」します。これが進行したのが虫歯です。逆に唾液が中性に近づくと、唾液中のカルシュウムイオンやリンイオンが、エナメル質の溶けた部分を補修する「再石灰化」が起こります。キシリトールは口の中を速やかに中性に戻し、歯の再石灰化を促進すると同時に虫歯の原因菌が酸を作りにくい状況にしてくれます。
ガムを噛むことによって唾液分泌促進効果もあります。唾液は口の中の汚れを洗い流したり、自己防御機構の能力を高め、人間が本来持っている病気から身を守るための機能を高めます。

キシリトールの摂り方について

キシリトールガムは一度にたくさん摂るより、数回に分けてとるようにします。パッケージの摂取目安量を参考に1回2粒を5分以上、毎食後、間食後、寝る前など1日5回ぐらいを目安に、毎日続けると効果的です。ガムを噛む時は、出てきた唾液はすぐに飲み込まずに口の中にいきわたらせるようにすると、より効果的です。注意としては一度に大量に摂取するとおなかがゆるくなることがあるので、あくまでも毎日適量を摂り続けるように気を付けて下さい。キシリトールガムを食べているからといって虫歯にならないわけではありません。歯をきちんと磨き,フッ素の入った歯磨き粉なども使い、規則正しい食生活を送り、定期的に歯科検診を受診するなどした上で、キシリトールガムを定期的に摂取することが大切です。

キシリトールガムの選び方

パッケージにある成分表をチェックして下さい。キシリトール入りでも糖が含まれた商品はキシリトールの働きを打ち消してしまうことになるので、虫歯予防を期待するなら糖分の入ってないものがおすすめです。糖類が0gと書いてあれば安心です。