歯磨剤(歯磨き粉)について@
2005. 4.30
歯磨剤(歯磨き粉)は、歯ブラシとともに用い、歯面の清掃の効果を高めるために用いられる材料である。
歯磨剤は、いろいろな作用(効果)のある物質が加えられているが、日常生活で使われるものなので”人体に対する作用が緩和なもの“が望まれる。
市販の歯磨剤は各自が自由に選択、使用するものなのであり、その用いる場所が口の中であるということからすべて薬事法の規制をうけている。薬事法の分類によれば、歯磨剤は化粧品と医薬部外品に分けられる。
化粧品の歯磨剤は歯磨き類と呼ばれるものであり、医薬部外品の歯磨剤はいわゆる薬用歯磨き類と呼ばれるものである。



期待できる効果
*歯垢除去効果の増大・・・歯磨剤の歯垢除去効果は水のみでブラッシングした場合の約二倍という報告もある。
*歯垢付着阻止能・・・ブラッシング時歯磨剤を用いないと歯垢付着量は3倍に増えるという報告がある。
*う蝕(虫歯)を防ぐ
*歯周疾患を防ぐ
*口臭を防ぐ
*ステイン(着色)の沈着を防止する 

考えられる問題点
歯磨剤はそれぞれの口腔状態に合わせて上手に利用すれば効果的なものである。しかし、歯ブラシとの併用による誤ったブラッシングを長時間続けると歯や歯肉に対して為害作用
が生じることがある。
*香料で口の中がヒリヒリして長時間磨けない(歯磨にはハッカなどの味や香りが付けられていて、ハッカが人のよってヒリヒリ感じることがあるが昔から食品、医薬品などに使用されており、安全性については問題ない)
*刺激で唾液が出るのですぐ洗口したくなる。
*香料で爽やかな気がして、磨けてなくても磨けた気がする。
*歯磨剤で泡立ち、毛先がどこに当たってるか確認できない。


最後に・・・
歯を失う2大原因、虫歯と歯周疾患
この2大疾患から歯を守る基本は毎日の歯磨きです。
病気の原因、”歯垢“をしっかり取り除くことが歯と歯肉の病気を防ぐ最良の方法です。
歯垢はうがいでは落ちません。歯垢を落とすには歯を磨くことが大事です。しかし歯垢が落とせてなければ磨いてても磨けてるということにはなりません。特に磨き残しの多いような場所(歯と歯肉の境目、奥歯の噛み合せ、歯と歯の間)は念入りにケアをしましょう。
現在、歯磨剤はさまざまな種類のものが出回っています。自分の目的にあったものをしっかり選んで効果的に使用しましょう。