舌の悪習癖の原因とその影響について
2015. 7.30
日常生活の中でテレビをみたり夢中に本を読んだりしている時に、無意識に口が半開きになって上下の歯の間に舌が出ていたり、飲み込む時に舌を突き出し歯を押すような動きをする事があります。これを舌癖と言います。正常な舌は、口蓋にひっついた状態で、舌先は上顎前歯部の内側に接しています。その時、下顎は筋肉がリラックスした状態で、上下の歯の間には適度なすき間があります。
舌癖のある人は、いつも舌が口の中で低い位置や前方にあり歯を押している状態で、特にいつも口を開けている人は、唇や頬の筋肉の力が弱く外側から歯を押さえる力がないため、歯列は崩れやすくなるのです。
人間は1日1000〜2000回、無意識に飲み込む動作をしています。舌癖のある人では、飲み込むたびに舌で歯を押しているため、前歯部がかみ合わさらない開咬、前歯の突出(上顎前突)、歯列弓の狭窄に伴う叢生などの不正咬合や発音障害を生じる原因となります。またそしゃく筋活動の低下を引き起こし、あごの骨の成長発育に影響を及ぼす可能性もあります。

舌癖の原因として
1、口呼吸・・・舌がいつも低い位置にある
口呼吸になる理由
鼻の病気・・・アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、蓄膿症etc
喉の病気・・・扁桃腺肥大、アデノイド
2、舌小帯が短い・・・舌が上あごにつきにくい
3、指しゃぶり・・・続けることで出っ歯になり、舌が出やすく
なる
4、乳前歯の早期喪失
5、遺伝・・・顔かたちや歯並びが似ることによって、舌癖が
       出やすくなる