根管治療:すぐに痛みが引かないのはなぜ?
2012.12.30
根の治療では、痛みのセンサーである神経を取ってしまうので、治療後すぐに痛みがなくなると思われがちですが、治療後しばらく痛みが続くこともよくあります。
根の治療は、歯の中を通っている神経を切除する外科手術です。歯を通る神経は、アゴの骨の中を通って脳へとつながっています。この神経を一部だけ切り取ることになるため、怪我をして縫ったときなどと同様に、痛みが数日続きます。また、歯の神経を取った後も、歯の外側にある神経は残っていますし、歯に加わる力の鋭敏なセンサーである歯根膜の存在もあり、感染が強く、歯の外側まで影響が及ぶと、これらの器官の関与する違和感や痛みが生じてしまいます。

細菌をしっかり取り除いても、生体の力で炎症を押さえ込むためには、やはり一定の時間が必要になります。健康な人でも治療後には痛みが出ますし、治癒に向かう期間には個人差があります。