歯垢染色剤について
2006. 0. 0
歯垢染め出し剤について
歯垢は(プラーク)は、歯の表面に付着したものでありますが、色が歯と似ているため少量の場合は見落としがちです。そこで、歯垢の主成分は微生物及びその産生物などからなる有機質であることを利用し、色素で染色し、磨き残しの状況をしっかり把握することができます。
・ 歯垢染め出しの方法
1) 綿球(綿棒)塗布法
 綿球または綿棒を用いて歯面に軽く染色液を塗布する方法です。染色後のうがいは1〜2回程にします。
 
2)染め出し剤で洗口する方法
 綿棒や綿球を用いないで、歯垢染め出し剤の溶液を口の中全体にいきわたるように洗口しておこなう方法です。だいたいは口に含んで30秒くらいで口の中にいきわたるようにします。

3)錠剤による方法
 錠剤を口腔内で約30回かみ砕き、唾液と混ぜたものを舌で全体にいきわたします。集団の場でよく利用されます。

4)その他
歯磨き剤に混入されたもの、ジェル状のものなどもあります。

歯垢染め出し剤は口のなかに使用されるので、刺激の強いものや、有害なものはもちいられません。

・ 歯垢染め出し剤の厚生省の所要条件
(1) 色調が目立ち染色度が強い。
(2) 自然に脱色する。
(3) 味が悪くない。
(4) 顔や衣服を汚染しない。
(5) 粘膜を刺激しない。
(6) 防腐性、殺菌性がある。
(7) 発癌性がない。

自己流の磨き方では人それぞれにクセがあります。いつも同じ場所が磨けていないことが多いのです。たまに歯垢を染め出してみて、「自分が磨きづらい場所」を認識するようにしましょう。