歯の汚れの種類について
2005.11.30
歯の汚れの種類について
1)歯垢(プラーク)
  歯の表面に付着した黄色みを帯びた白色の軟らかい付着物。これらは口腔微生物の集合体(微生物<細菌>70〜80%、基質10〜20%)であり、う蝕(むし歯)や歯周疾患の病原性をもっている。歯ブラシやフロスによる器械的清掃により除去できる。

2)歯石
  歯面に付着した歯垢に唾液中の無機塩類が沈着し、石灰化したもの。歯肉縁上と歯肉縁下歯石にわけられ、歯周ポケット内に形成された歯石は歯垢と同様強い病原性を持っている。プロが行なう歯石除去法により除去される。

3)ぺリクル
  獲得被膜ともよばれ、エナメル質表面に直接形成される唾液由来のタンパク性被膜(1〜10um)であり、エナメル質の保護膜である。研磨剤を用いた器械的清掃により除去できる。
4)白質(マテリアアルバ)
  歯垢の外側を覆う比較的脆弱な白色の沈着物で口腔清掃状態の著しく不良な口腔にみられる。強い洗口やスプレー洗浄で除去できる。
5)食物残渣
  食べかすのことで、食片の一部が歯面に停滞しているもので、微生物の繁殖を促し、口臭の原因となる。唾液や咀嚼などの口腔作用や洗口などで落とせる。
6)着色(ステイン)
  外来性の色素沈着物(タバコのヤニ、茶渋など)や色素産物菌によって歯面に付着した汚れ。研磨剤を用いた器械的清掃により除去される。