歯の着色について
2006. 6.27
鏡でお口の中を見たときに、歯が茶色くなって汚れているな〜!と思ったことありませんか。歯医者さんといえば歯が痛い人が行くところ。というイメージが大きいと思いますが、今は、歯を白くきれいに見せたい!という方も多くいらっしゃっています。
一般的な着色のメカニズムは、歯の表面に存在するカルシウムが、ぺリクルとよばれる唾液タンパクを吸着させることから始まります。カルシウムイオンなどが、唾液タンパクを引き寄せ食材などに含まれる色素物質を引き込み、着色物質が何層にも積み重なり硬く歯の表面に付いた物が着色です。

着色の原因
○着色物質の付きやすい歯の表面構造
乳歯や生えて間もない永久歯(大人の歯)は歯の表面が粗いので、着色しやすい。

○ 飲食物、医薬品
1・ポリフェノールやイオウ成分を多く含む食品
2・タバコのヤニ(タール)
3・クロルへキシジン(洗口剤)
4・漢方薬などの経口医薬品

ポリフェノールを多く含む食品
お茶、赤ワイン、コーヒー、そば、大豆食品、ココア、チョコレート カレー プルーン
他にも春菊、ししとう、バナナ、マンゴー、ブルーベリー、柿、ぶどう、ほうれん草など

イオウ成分を多く含む食品
肉、魚、卵、牛乳、穀物、豆類、ネギ、ニンニク、キャベツ、白菜、ブロッコリーなど

○ 着色物質の付きやすいお口の環境
歯並びが悪く歯磨きしにくい場所がある方、口呼吸の方、唾液の少ない口腔乾燥症(ドライマウス)の方は着色しやすい。


着色をきれいにするには?
強い着色であれば、歯科医院でのPMTC(専門家による機械的歯面清掃)が有効です。ゴム製のカップや、チップ、研磨剤入りのペーストを使って歯の着色をきれいに落とします。自宅では、着色除去剤入りの歯磨き粉を使うと効果的です。