口腔カンジタ症について
2006. 9.29
口腔カンジタ症(鵞口瘡)とは

口腔カンジタ症とは、カンジタ・アルビカンスという真菌(カビ)によっておこる口腔感染症です。
口腔内の常在菌に一つにカンジタ菌があります。カンジタ菌は常在菌ですから、普段はある程度以上数が増えないように他の菌と共存しています。しかし、体の抵抗力(免疫力、感染防御機能)が低下したときや、唾液の量が極端に少なかったり、長期間にわたる抗生物質の服用による菌交代現象などにより、微生物間のバランスが崩れ、結果としてカンジタ菌が以上に増殖し、病原性を発揮するようになります。
症状
*偽膜性カンジダ症
粘膜の表面に灰白色ないし乳白色の斑点状, 帯状ないしは板状の偽膜が出現します。偽膜の周辺の粘膜には発赤がみられることが多く、偽膜はガ−ゼなどでこすると容易に剥離しますが, 日時が経過して真菌が上皮深部へ進入すると偽膜は剥離しにくくなり, 無理に剥離すると, 潰瘍となります。

*萎縮性カンジダ症
義歯床下の粘膜では, 白い偽膜状ではなく,紅斑を呈し, 萎縮性カンジダ症と呼ばれる状態になることが多いです。その場合は義歯性口内炎とも呼ばれます。

治療法としては口腔内の清掃や抗真菌薬のうがい薬や貼り薬、時に内服を行います。