乳酸菌LS1とは
2007. 3.29
悪玉菌を排除し、体内の細菌群(フローラ)のバランスを改善することを「フローラコントロール」と言い、細菌をブラッシングなどで物理的に除去するプラークコントロールをさらに効果的に高める方法としてまた、新しい口腔ケアとして注目を集めています。腸内の悪玉菌を排除するために善玉菌を使うという方法を、口腔内に応用しようと考え、東海大学医学部・古賀泰裕教授の研究チームにより開発されたのが「乳酸菌LS1」です。
乳酸菌LS1とはLactobacillus salivarius TI2711のことでlactoは「乳酸」、bacillusは「桿菌(棒状の形をした細菌)」、salivariusは「唾液」という意味でもともとヒトの唾液中に存在していた乳酸桿菌の一種です。
LS1の第一の特徴はジンジバリスなどの歯周病菌への殺菌効果です。実験の結果、24時間でジンジバリス菌を殺菌する効果あるということです。また、むし歯はミュータンス菌などが不溶性グルカンを使って歯の表面に着き、ここで酸を産生して歯の表面のエナメル質を溶かすことで起こりますが、LS1はミュータンス菌の周囲を取り囲み増殖を抑え、しかも不溶性グルカンの産生を抑制します。乳酸菌LS1はある程度の濃度以上の乳酸菌があると自らが死滅するので、際限なく乳酸を作り出して口腔内が酸性化しむし歯になりやすくなることはありません。
このことから、乳酸菌LS1を服用することで
○歯周病や口臭の原因菌の対する殺菌効果
○歯周病菌由来の口臭を抑制
○むし歯の発症を抑制
○唾液のPH 値の正常化
が期待できます