禁煙のすすめ
2007. 7.25
タバコの害については、皆さん十分お分かりの事と思います。喫煙は「百害あって一利なし」健康被害に直結します。また喫煙は体を悪くするだけでなく、歯周病の進行にも関係します。歯周病が悪化しやすく、歯周外科治療をした場合、処置後の治癒にも影響を及ぼし修復機能の低下を招きます。

禁煙をするには?
喫煙は身体的依存と条件反射や癖などの心理的依存の2つが原因です。身体的依存にはニコチンパッチ(図1)や、ニコチンガム製剤(図2)などの禁煙補助剤が有効です。


         
ニコチンパッチは世界中で多く使用されている貼り薬です。安全性も高く、1日1枚を皮膚に貼って使用し、寝る前にはがします。ニコチン依存が強い人には有効です。ニコチンパッチを手に入れるには禁煙外来など、医師の処方が必要です。


ニコチンガム製剤は処方箋がいらないので、薬局などで簡単に手に入ります。使用法は10回ぐらい噛んだら頬と歯肉の間に押し込んで、ピリピリ感がなくなるまで5分以上放置させるのを繰り返し、ガムに含まれるニコチンを口腔粘膜から吸収させます。1回1個を約30分〜1時間かけて使用します。 

禁煙後の身体的変化
20分以内 血流が良くなる。血圧も下がり脈もゆっくりになる。
8時間以内 血液中の酸素濃度が回復する。一酸化炭素が抜けていく。
1日以内  心筋梗塞にかかる危険が減る。
2日以内  食べ物の味がよく味わえ、においにも敏感になる。
3日以内  肺機能の回復。息も軽やかになる。
2〜3週間 血行がよくなり、肌もつややかになる。歩行が楽になる。
1〜9ヶ月 せき、たんが出なくなる。風邪をひきにくくなる。
5年以内  肺がんで死ぬ確率が喫煙者の半分に減る。
10年以内 肺がんで死ぬ確率が、喫煙者の1/10に減る。   
       他のがんに罹患する率も低下。

喫煙は自分の体だけでなく、家族やまわりの人にも悪影響を及ぼします。禁煙をすることにより、将来発生するであろう多くのリスクを回避し、健康でなんでもおいしく食べられる生活を送られてみてはいかかでしょうか。