下顎隆起について
2007. 8.31
下顎隆起とは、下の顎の小臼歯部分の内側に出来る半球状のでっぱりの事で、触ると硬く、痛みは伴いません。これは骨が部分的に過剰に作られたもので、病的なものではないです。

物を咬むときには、顎の骨にたわむ様な力が加わります。下の顎はU字型をしているのでちょうど小臼歯部分において強い力がかかります。そして、その部分の骨が圧に反応して増殖し、膨隆するのです。

この現象は小児期にはほとんど見られず、骨格の発育が進むにつれ次第に増殖してきます。
多くはほぼ左右対称に見られます。中には左右に一個ずつある場合もあれば、複数の場合もあり、その数個が連なったような形で見られることもあります。
痛みなどの自覚症状はなく、特に病的な物でもないので特に問題なければ処置をする必要はありせん。
例えば、義歯の作成時に障害となる場合や義歯を入れた後に下顎隆起がある為に安定が悪かったり、痛みが生じやすかったり、潰瘍になったり、発音の邪魔になったりする場合に外科的な処置が必要になります。
手術は局所麻酔下で行われます。ます粘膜を切開し、隆起した骨を削除して滑らかに形成し、縫合してから終了します。
処置後、手術創は1〜2週間程度で治ります。