高齢者の口腔衛生
2007. 9.28
高齢者になると、むし歯や歯周病が急激に増加し 次第に歯の本数が減り、義歯を利用することも多くなってきます。
年をとると 唾液の量が徐々に減少して来るため、 歯や歯肉に細菌を付着しにくくする力や、細菌の出す酸を中和する作用が弱まることになります。
また年齢と共に高血圧や糖尿病といった病気に罹患する確率が高くなり、お薬を服用することも増えその影響で唾液量が減ってくることもあります。
病気に罹患することで、歯肉の抵抗力が弱まり、歯周病が進行したりします。
このように高齢者のお口の中は、むし歯や歯周病になりやすい環境にあります。

特に、歯周病や年をとって歯肉が下がってくると、歯の根の部分が歯肉から外に露出してきます。歯の頭の部分に比べると軟らかく細菌の酸に弱いため、歯の根の部分のむし歯(根面う蝕)が増えやすくなります。
予防するには、だらだらと食べたり飲んだりすることや、糖分の取りすぎに注意することそして口腔ケアが大切です。

歯肉が退縮すると歯間部に食物残渣や歯垢が付着しやすくなります。歯間ブラシで清掃しましょう。
付け根の部分は、歯ブラシの毛先が歯と歯肉の境目に当たるように磨きましょう。
義歯の金属のかかる歯は、負担が多く不潔になるためむし歯や歯周病の好発部位です。よく歯ブラシの毛先をあてましょう。
義歯も、細菌が繁殖しないよう清掃しましょう。
むし歯予防にフッ素配合歯磨剤の使用も有効です。
歯科医院での定期的なチェックやメインテナンスを受けることで快適な食生活を維持するよう心がけましょう!!