『抜歯になった歯』と いろいろな歯ブラシ
2008. 3.30
歯科医院では、できるだけ歯を抜かずに残すように治療をしていますが、場合によっては抜くことがあります。それは、歯の根の先の病巣が大きくなり、腫れたり膿んだり改善しない場合や、破折した場合または、歯周病で歯周組織が破壊され、歯の動揺が大きく、噛むのに機能していない場合など抜歯します。今回は、残念ながら歯周病で抜歯になってしまった歯を解説します。

図1 口の中の歯
歯の根が露出し、歯と歯の間が大きくすいている状態
(細菌の塊)
歯肉は、赤く腫脹し 排膿もみられる
噛むと歯が根の方向にも動く
左右にも大きく動く

図2
@赤く出血しているところが、顎の骨があったところ
A根の先の黒いところは、歯石
Bデンタルプラーク(歯垢)が付着
この歯は冠が被せられているが、2次的な虫歯にはならず、歯周病が進行して抜歯に至ったケースです。
歯科医院に通院していて抜歯が多い場合は、何か原因があるはずです。ブラッシングはしっかり丁寧に行っているか、生活習慣に問題はないか、歯ぎしりや噛みしめはしていないか、など自己分析をし口の中をチェックましょう。歯周病が進行していても自覚がなかったり、また逆に軽度の歯周病であっても重傷だと思い込みされている方も多いようです。歯科医院で病気の原因、現状の把握、治療、予防の重要性をしかり理解しましょう。

清掃ブラシは、いろいろな種類があるので、歯科衛生士と相談して選択していきましょう。

図3 歯ブラシ
メーカーにより毛の硬さや毛先の大きさは異なります
歯肉の状態により使い分けます

図4 歯間ブラシ
歯と歯の間を清掃します
根の分岐部(根と根の間のトンネル)にも用います

図5 ワンタフトブラシ
インプラントの清掃に用います
磨きにくい親知らずや歯並びの悪いところにも適しています