胃酸と虫歯のリスクについて
2008. 7.17
みなさんは、胃もたれや胸やけを経験されたことがあると思います。この症状は胃液の逆流が原因で起こることが多く、胃食道逆流症と言われています。胃液防止機能の低下や腹圧の上昇、胃液の分泌増加、食べ過ぎ時の酸逆流による症状をいいます。

胃食道逆流症の症状
胸やけ、げっぷ、口の中が酸っぱい、食べ物が喉つかえる感じがする、喉の不快感、声がれ、胃もたれ、咳がつづく、胸の痛み。

そもそも胃酸とは、pHが1.0〜2.0の塩酸からなるのですが、食後胃酸の分泌が盛んな時期に横になると、胃酸の一部が逆流してくることがあります。
その酸性の強い胃酸がお口の中に逆流してくれば当然、歯の表面が軟らかくなり溶けて虫歯になりやすくなります。
一生懸命歯磨きをしているのに虫歯が出来やすい人は、胃酸の逆流も考えられます。以下のような対策をとることで、胃液の逆流を防ぎ、虫歯のリスクを少なくできます。
対策
○食後1〜2時間以内は横にならないようにする。
○早食いや、暴飲暴食をしない。 
○腹圧を上げないようにきついベルトや、ガードル、コルセットで腹部を圧迫しない。
○日頃から背筋を伸ばし、前かがみの姿勢は避ける。

「歯が悪いから、胃も悪くなった。」と言われる方がいますが、逆に胃が悪くて歯も悪くなることもあるようです。お口と体の健康は密接に関係しています。生活習慣の改善が、虫歯の予防に大変重要です。