 |
 |
 |
 |
 |
親知らずは、前歯中心から数えて8番目の歯になります。親知らずの抜歯は大変だと多くの方が周りから言われて恐怖心を抱いたことがあると思います。しっかりと反対側の歯と噛み合っている場合や、完全に埋まっていて何ともない場合など無理して抜歯することはありません。状況により抜歯が必要になります。 今回は、将来抜歯したほうがいいと思われる症例につて経過を記載して紹介します。
 状態 親知らずが少し顔を出している状態で普通の歯ブラシでは届かない
 1日目・・・親知らずが痛み出す 2日目・・・親知らずの痛みとともに開口障害(口が指2本分しか開かない) 3日目・・・親知らずの反対側の親知らずも痛み出す 顎まで痛み出す 4日目・・・開口障害悪化(口が指1.5本分しか開かなくなる) 治療スタート洗浄+投薬 5日目・・・親知らずの周りの組織も痛みだす ミラーが当たっても痛む 洗浄大量出血 6日目・・・症状改善せず 7日目・・・毎日の洗浄で歯肉からの出血が治まる 痛みは継続中 8日目・・・少しずつ痛みが和らぐ 抗生剤と痛み止めで胃が悪くなる 9日目・・・開口障害少しずつ改善 10日目・・・症状安定 改善傾向
 体験談 開口障害は初めての経験で、そんな時に限ってお寿司が無性に食べたくなりました。 睡眠不足も続いていて疲れが溜まっていたようです。痛みが治まって抜歯しました。 抜歯時間は麻酔して2,3分であっという間でした。急に悪さをするので早めに抜けばよかったと思います。
自分の親知らずはどうなっているのか、歯科医院でしっかり健診してもらいましょう。 虫歯も歯周病も早め早めに予防していきましょう。

|
 |
 |
 |
 |
|
 |