歯周病と血液疾患
2009. 9. 1
白血病は歯肉炎を引き起こす危険性が高く、白血病の小児の約25%に、病気の最初の徴候として歯肉炎が起きます。また白血病の初発症状の10〜15%が歯肉出血であるとされています。白血病に侵された細胞が歯肉にまで浸潤してくることが原因で、体の抵抗力が低下しているために歯肉炎は悪化します。歯肉は赤く変色して出血しやすくなり、白血病によって血液が固まりにくいため、出血すると数分以上血が止まらないことがよくあります。
 
白血病性歯肉炎では、出血を防ぐために歯磨きをやめて、歯と歯肉の汚れをガーゼや脱脂綿でそっとふき取るようにします。また、クロルヘキシジンうがい薬は、プラークがたまるのを抑えて歯肉炎を予防する効果があります。白血病細胞が消えて小康状態(寛解)に入れば、歯の十分なケアによって健康な歯肉を取り戻すことができます。