義歯の管理と定期検査について
2013. 7.31
当歯科医院には毎日のように義歯の調整や修理にこられる患者さんがいらっしゃいます。
それではなぜ、そのような事が必要になってくるのでしょうか。義歯を装着した患者さんは、義歯を使用している間に、上下顎の顎堤形態の相違および位置関係、残存歯の有無、あるいはその状態、さらには個々の咬合、咀嚼習癖、食習慣などによって、骨吸収による顎堤形態の変化、あるいは歯の移動が時間の経過とともに認められ、生体と義歯との間に不調和が生じてきます。したがって、この不調和を是正することにより、有床義歯によって回復された形態と機能を維持することができます。この不調和の是正と改善のためには有床義歯の管理を的確におこなう必要があります。義歯の使用期間が長くなると、義歯の材質が劣化し、人工歯はすりへり、変化した顎に合わなくなった義歯は安定感を失い、痛みや義歯が割れる原因となります。                        すり減った人工歯   また、合わなくなった義歯を使い続けることにより、身体に悪い影響を与える事もあり、義歯の寿命(義歯の調整や修理や復元できる状態)は短くなってしまいます。しかし毎日のお手入れと、定期的な検査を受ける事により、義歯の寿命や調子のよい状態を長く保つことは可能です。
年に1,2度の定期検査をうけることにより、顎や義歯の痛みを早期発見し、修復不可能になる前に処置が行え、義歯の調子が良い状態をそのまま保つことができます。
現在お使いの義歯の調子が良い悪いに関係なく、専門の歯科医の定期検診を受ける事をおすすめします。