知覚過敏
2010. 6.29
知覚過敏症
虫歯でもないのに冷たい物を飲んだり、歯を磨くとしみることはないでしょうか? 露出した象牙質に、 冷気、冷水、酸味、甘味食品あるいは歯ブラシなどが接触したときに一過性の痛みを感じます。これを知覚過敏症といいます。これらの刺激を与えないときは、何ら症状を現さないのが特徴です。

知覚過敏症の原因
実は、身近な生活の中にもその原因が潜んでいます。
歯周病による歯肉退縮や、歯ブラシの誤用(力の入れすぎ 動かしすぎ 毛先が、歯肉を擦っている)硬すぎる歯ブラシなどによる磨耗(楔状欠損)歯肉退縮による象牙質の露出、
酸味飲料(ジュースなど)や酸味食品(ヨーグルト、柑橘系の果物など)を頻繁に摂取ると酸により歯が溶けたり(脱灰)浸透圧の変化などによるもの。
ストレスの多い現代社会 気がつく歯を強くかみ締めていることはないでしょうか?
くいしばりや歯ぎしり等(ブラキシズム)により歯に加わる力が歯茎と歯の境目付近に集中しエナメル質やセメント質が剥がれ楔状にかけて象牙質が露出してくるアブフラクションなどがあります。
また最近では過度のホワイトニングが引き金になったりして知覚過敏が起こることもあります。

知覚過敏症の治療
まず原因を取り除くことが大切です。
歯肉の退縮による象牙質の露出を防ぐために歯周病の予防や治療をする。
食事の改善をし、歯が溶ける(脱灰)のを防ぐ。
正しい歯磨きをすることで歯肉の退縮を防ぎ、歯が磨り減るのを防ぎます。正しい口腔清掃が維持できれば 象牙細管には石灰沈着が起こり、細管が封鎖され刺激が遮断されることで知覚過敏を抑制します。
ブラキシズムには、咬み合せの調整やナイトガードの作成があります。





対処療法として
患者さん自身で行ってもらう薬用成分の入った歯磨き粉の使用

医院内では、薬剤を塗布することで、象牙細管を塞いで外部からの刺激を遮断し神経の興奮を鎮静させ知覚過敏を抑制します。
楔状の欠損が大きい場合は、レジンによる詰め物を行う場合もあります。