ピエゾーサージェリー (イタリア・Mectron社製)
2008.12.29
 ピエゾ サージェリーと従来のマイクロソー(骨切り鋸)との大きな違いは、その動作幅と動作の方向です。ピエゾ サージェリーはソー(鋸)に比べて動作幅が非常に細かく、また3次元的に動作します。動作が超微細で高速であることにより、切削能力を落とさずに精度の高い骨処置が可能となりました。




回転式骨切り装置(ドリル等)での骨処置は、火傷(骨やけど)の恐れがあり、さらに骨へのダメージが大きいため骨組織の治癒遅延につながります。この回転式骨切り装置と比較して従来のマイクロソーは正確な骨処置が可能ですが、やはりこれも火傷や骨治癒遅延の恐れがありました。ピエゾによる骨処置では生理食塩水が自動注水され火傷の心配も無く、骨へのダメージが小さいため骨治癒も早く、さらに細かで正確な骨処置が行えます。
また従来の超音波装置では歯肉や粘膜などの軟組織に少なからずダメージを与える可能性がありました。これは50KHz以上の周波数が発生するためで、ピエゾの周波数よりはるかに大きいからです。ピエゾサージェリーの振動周波数は24.000〜29.000Hzの高周波振動と、低周波との切り替えにより効率よくかつ抑制の効いた使用を可能にし、軟組織へのダメージを回避することができます。

   
松井歯科医院で導入したこの最新式のボーンサージェリー(骨手術)用のピエゾ機器はインプラント手術時の骨処置のほとんど全てを対応可能とした、正確で組織にやさしい多目的骨外科用装置です。