歯の修復法について
2003.12.19
●歯冠の部分的な修復
むし歯になるとエナメル質は溶け出し、象牙質は感染して軟化してしまいます。むし歯の治療というのはこれらのエナメル質や軟化した象牙質を削って人工的な材料で補充していくことです。部分的な修復法として、むし歯の穴を充填する方法と穴の型とりをして石膏模型を製作し、そこで金属を鋳造して製作したものをセメントで接着する方法があります。充填法によく用いられるのはコンポジットレジン(歯の色をしたプラスチックのようはもの)です。後者の方法にはインレー、部分被覆冠などがあり、穴の型をとってワックスで作ったパターンを埋没して金属を鋳造するといった技工操作が必要になります。また金属の他に審美性がよい歯と同じ色をしたコンポジットレジンインレー、セラミックインレーなどもあります。
●歯冠全体の修復
歯冠の崩壊が著しいときには、まず土台を作り、かぶせるための型をとります。全体をかぶせるものには金属の鋳造冠、金属焼付陶材冠(メタルボンドクラウン)、セラミック冠、前装鋳造冠、硬質レジン冠、などがあります。材質も保険内、保険外がありまた材質もそれぞれに長所、短所があります。

            各種修復物


インレー(型をとって歯にはめ込むもの)


クラウン(歯にかぶせるもの)


前装鋳造冠(前歯のかぶせ物)