ニケイ酸リチウムガラス(e.max) とは
2011. 8.31
二ケイ酸リチウムガラスを主成分とした歯科セラミック材料、主にイボクラービバデント社のe.maxという加工システムについて

e.maxの主成分である二ケイ酸リチウムは曲げ強度360〜400MPa(メガパスカル)を有するセラミックス材料で、1本の歯でクラウンを製作した場合には非常に高い耐久性を持つ素材です。



ジルコニアクラウンとの違い


ジルコニアで作るクラウンの短所は、ジルコニアフレーム(コーピング)に盛られた外側のセラミックの強度が80〜120MPaと弱いことです。もちろんフレーム自体が土台となり、衝撃のクッションとなっている事もありますが、1000MPaの強度を持つジルコニアフレームが破損しなかったとしても、盛られたセラミックが破損する可能性もあります。


長所

かみ合わせの強い方、くいしばり、歯ぎしりの方へ有効
非常に見た目が良く、ほとんど変色しない
汚れ(プラーク)が付きにくい
歯と分子レベルで強固に接着するため、治した部分から虫歯になりにくい
強度と透明度がある

 短所

フレームタイプにセラミックを盛るクラウンに比べ、複雑な色付けには限界がある
ステイニング(表面に色を着色させること)した色は、経年の変色を避けられない