すれ違い咬合の問題点について
2016. 4.24
すれ違い咬合とは、上下顎に残存歯があるにもかかわらず、垂直的な噛み合わせが失われている状態。すなわち自分の歯で噛む所がなくなってしまった状態を言います。すれ違い咬合の臨床的問題点としては、咬合の不安定、咬合の高さ・咬合平面の乱れ、顎堤の異常吸収などが挙げられ、したがって治療が困難で、良好な予後の獲得が難しいことが多いと言われています。治療方針としては、各種補綴治療により失われた噛み合わせを回復させること、回復させた噛み合わせを維持・安定させることが目標となりますが、特に噛み合わせを長期にわたって安定させるためには定期的なメインテナンスおよび補修処置が不可欠になります。